料理長の家 メゾン・ドゥ・シェフ

シェフのブログ

松下幸之助さん

2010年11月20日 12:15:25






自分には自分に与えられた道がある。

天与の尊い道がある。


どんな道かは知らないが、ほかの人には歩めない。

自分だけしか歩めない、二度と歩めぬかけがいのないこの道。

 

広い時もある。せまい時もある。のぼりもあればくだりもある。

坦々とした時もあれば、かきわけかきわけ汗する時もある。


この道が果たしてよいのか悪いのか、思案にあまる時もあろう。

なぐさめを求めたくなる時もあろう。

しかし、所詮この道しかないのではないか。


あきらめろと言うのではない。

いま立っているこの道、いま歩んでいるこの道。

ともかくもこの道を休まず歩むことである。

自分だけしか歩めない大事な道ではないか。

自分だけに与えられているかけがえのないこの道ではないか。


他人の道に心をうばわれ、思案にくれて立ちすくんでいても、

道はすこしもひらけない。

道をひらくためには、まず歩まねばならぬ。

心を定め、懸命に歩まねばならぬ。



それがたとえ遠い道のように思えても、休まず歩む姿からは、

必ず新たな道がひらけてくる。


深い喜びも生まれてくる。







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